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管理人の書いた、乙女ゲーの二次創作保管庫です。
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コマツバラ
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乙女ゲーとか映画とか書物を愛する半ヲタ主婦。
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【アンジェリーク】

「天上の薔薇」(ヴィクトール×ロザリア)
   コピー誌 100円
本文から、↓ 以下に一部抜粋しています。宜しければ、ご試食下さい^^


「Green destiny 」(マルセル×ロザリア」
    コピー誌 100円

「Je te veus(ジュ ト ヴ」(クラヴィス×ディア他2編)
    オフセット 450円

「Shall We Dance?」(ヴィクトールほのぼの話) オフセット 300円

「レモンの勇気」(ルヴァ×コレット)
    オフセット 400円

【コルダ2】

「若葉の頃」(土日金)
   コピー誌 100円

「彩りの季節 前編」(土日金・「若葉の頃」の続編)
   コピー誌 100円

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 花がふんだんに生けられたテーブルに、ヴィクトールたちを差し招き、金の髪の女王は、にっこり笑った。
「どうぞ、くつろいでちょうだいね」
 そう言われてもヴィクトールは、正直なところ、戸惑わずにはいられなかった。外の世界と隔絶された聖地。伝説のように遠い存在だった女王と、その補佐官。長年慣れ親しんだ軍隊での生活とはかけ離れた世界が、今現実のものとして、目の前にあった。武骨な自分には、あまりに場違いな気がしてならない。
 結局お茶会の最初から最後まで、この違和感はぬぐい去れず、教官としての職務に関する質問に、形式的な答えをするのみで、丁寧に淹れられた紅茶や、ロザリアの手作りの菓子の味も、ろくにわからないほどだった。
 結局女王が言うところの”しゃちほこばった”としか言いようのない状態のまま、お茶会はお開きとなり、どっと疲労感を覚えながら、セイラン、ティムカとともに学芸館に帰りかけたその時だった。
「ヴィクトール、お時間が宜しければ、もう少し残って下さいません? お見せしたいものがありますの」
 あでやかに微笑みながら、ロザリアが言った。
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