朧草紙 千秋楽

行って参りました。
出る直前に、ごたごたしたもので、開演3分前に、
ゼーハー言いながら、着席しましたけど。

感想は、下に分けて書きますが、
端的に言うと、とっても楽しい舞台でしたV

キタムラさんは、ほんとに「遥か」の世界を
理解して作り込んで下さってるなあと、
思いました。
イノリ君と詩紋君の、思いをぶつけ合う
会話場面とか。
八葉全員が、各コンビで、一斉に明王呪を
行う場面とか。
ファンとしては、思い入れることができるし、
嬉しかったです。

そんで、このお話のメインは泰明さんなわけですが。
そのものですよ。
（いや、原作より、男っぽいかな。
術使う所作が、とにかくかっこいい〜！）
神子に仇なす者は、排除すると言っていた泰明さんが、
お館様を身を挺してかばうシリンに
「おまえも道具ではないのだな」と言う場面は、
心に響きました。
泣くこと、笑うこと。人としての心を得たのですよね。
よかったね……。
マルチエンディングも泰明さんでした。泣かせる……。

仲間のために、一途なあかねちゃんは、清らかで愛らしかったです。
多分、泰明さんでなく、他の八葉や、藤姫や小天狗ちゃんが
危機に陥っても、その身を投げ打つんだろうな。
「あなたは、私の大事な人なんです！」
迷いも曇りもない宣言であり、叫びでありました。


と、きちんと感動させてもらいましたが、怨霊・惨魏さんを
筆頭に、お笑い要素も満載でした。
人を食ったような友雅さんにイジられる鷹通さん。
なにげにボケる頼久さん。あ〜、おもろかった＾＾

公演後のエンディングも、千秋楽ということもあり、
いろいろ皆さん、長い時間、楽しませて下さいました。
特に大阪出身のお館様が、暴走して、大変なことに！
「今宵の宴は、楽しめたか。ほうびに一発ギャグをして
やろう」って（笑）
鬼チームでその場で相談して、オープニングの音楽付きで、
円陣組んで、気合いを入れてくれました（笑）
美形なのに、ほんとにおもろい兄ちゃんだ。

後、個人的萌えポイントを挙げるなら。
　・天真@誠治郎さんの二の腕が、以前よりさらに盛り上がって
　　いたこと。
　・永泉さんが、劇中もカーテンコールもオトコマエだったこと。
　（泰明さんをお姫様抱っこしたですよ！）
　・カーテンコールの時、詩紋君がイノリ君に、ひまわりの花を
　　あげていたこと。（詩紋＠河野さんは、ずっと舞台中央に
　　いたので、なんかいっぱい手を振ってしまいました。次は、彰紋様、
　　やってくれないかな〜〜〜）

二階席の後ろまで埋まった観客席に、あかね＠はねゆりさんが、
涙していたのも、印象的でした。（前日の公演は、埋まってなかった
のだろうか？？　だとしたら、今後のために、ちょっと心配）
次回があるとしたら、関係者の皆様、大阪公演をぜひに！　と
願わずにはいられません。頼むよ〜、ほんと。