黒砂糖

電波モノローグ第四弾、遥か5のアーネストです。
巷では、彼は黒砂糖と呼ばれているそうな。
上手いこと言うなあ（笑）

（でも、ちゃんと甘くできるだろうか…＾＾：）

アーネストファンのDらさんに捧ぐv

「お手をどうぞ」

そう言えば、あなたはいとも簡単にその小さな手を
委ねてくれるでしょう。

その無邪気な信頼を裏切らない、紳士で常にいることを、
私はあなたに約束できます。

ですが……時々、あなたのことをずるいと思って
しまうんですよ。

あなたが、芽吹いたばかりの二葉のような、ほんとうの
小さな女の子であったなら、私は何の苦もなく、紳士で
いられます。

けれど、そうではないでしょう。
あどけない、無垢なままの心を持っているのに、
咲き初めた花の美しさ、そして凛とした意志が、その横顔に
匂いたつ。

……それが、どれだけ私の心を惹きつけ、かき乱すかも、知らずに……。

My princess
それと意識しないまま、苦しみを与えるとしても、
私はあなたと出会えて、あなたの八葉となれたことを
光栄に思います。

この東の果てまで、海を越えて来たのは、
あなたに出会うためだったと、思えるから。

清らかさと、美しさ、そして残酷。
あなたという存在の矛盾ごと、愛しています。

もっとも、私自身、矛盾を抱えこんだまま、
この国にいるんですけどね。
憧れをことごとく裏切ったのに、それでもなお、
私をとらえて離さない、この国……。
まあ、女王陛下から与えられた職務のためと
思えば、その矛盾にも耐えられなくはないですよ。


……でも、もしも。
お互いの矛盾に、心に、分け入る機会があるとしたら。
あなたの中に、私に応えるものが芽生えたとしたら。

私はけっして見過ごしはしませんよ。

この腕に抱き締めて、これまで育てた想いの丈を、
すべてあなたに……。

ああ、怖がらないで。
いとしい MY princess
約束しましょう、その日まで、私はあなたの忠実な八葉、
完璧な紳士でいることを。

この心と、女王陛下に誓って、ね。






アーネストは、私のイメージでは、自分なりの美学、
信条に従って生きてる人って感じです。
ざくっと言えば”ええカッコしい”（格好つけてるの意）
ですね。
ゲーム中で振ってみても、それは最後まで保ってましたが。
後で、一人で、こっそり泣いてるといいよ＾＾

予想通り、あんまり甘くなりませんでした＾＾；
つか、このシリーズの目指すところの”きらきら”は、
まだまだ達成されませんね〜。