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伊勢志摩の相差(おうさつ)というところに
家族旅行で行きました。
鳥羽から車で25分ほどの小さな漁師町です。

海水浴と海の幸が、この旅行の狙い目だったのですが、
他にも地味に楽しいことがあったので、以下にレポートを少々。
興味のある方は、どうぞ。

ホテルでもらった、町の観光案内に、海女文化資料館というのが
載ってまして、そこにレンタサイクルもあるというので、
出掛けてみました。
相差は、伊勢志摩地方でも、現役の海女さんが一番多いところだ
そうです。
町の規模の割に、旅館や民宿が多くて驚きましたが、昔はこういう民家
ばかりだったのだろうと思われます。


海女文化資料館自体は小規模でしたが、昭和三十年代の
海女さんの実物大のジオラマ(錘つけて、潜るんですね。初めて
知りました)とか、使用した道具などの展示がありました。
海女さんをモチーフにした版画や彫刻もありました。
白い磯着姿の海女さんが、人魚のように海中を泳いでいる版画が、
いいなと思いました。(加地だったら、ポエム的言辞を捧げるやも
しれません・笑)
しかし、実際は優雅どころか、命がけの苛酷な仕事だな〜、とも。

そんな相差の海女さんや漁師さんたちの氏神さんが、
神明神社です。
その参道にある石神さんは、女性の願いを必ず一つ叶えてくれるという
ことで、結構有名なパワースポットらしいです。
小さな神社なのに、次々と絶えることなく、女性の姿がありました。

思うに、苛酷な労働に従事する海女さんたちが、海で事故に遭わないように、
そしてせめて一つでも願いが叶うように、という信仰なんだろうな、と。
海女さんたちの、魔除けのマークが描かれた、この神社のお守りを、
かの野口みずきさんも拝受していったとのことで、人気があるようです。
私、相差に滞在中、二回行ったのですが、両日とも売り切れてました。
そのマークが、↓ のように、石に刻まれて、民家の玄関先に、
置かれているのを、町の中で、何カ所か目にしました。


私も、せっかくなので、願掛けをして来ましたが。
日々労働に従事しながら、現代より遥かに厳しい嫁という立場を
生き抜いて来た海女さんや、目標に向かって、懸命に努力を積んだ
アスリートだからこそ、願いを叶えてもらえるんじゃないかな〜? 
などと思いました。
頑張ってる人の襟首を、ひょいと神様は掴んで、引き上げてくれる、
みたいな、ね。
私みたいな半端者は、どうだろな〜と思いましたが。
それでも願いが叶ったら、お礼参りをしたいものです^^

海の激しさ、厳しさを肌で知る相差の漁師さん、海女さんたちが、
海難に遭った駆逐艦の船員を、命がけで救助したという史実もあるそうです。
(似た話が、和歌山にもありますね。
遭難したトルコの軍艦を、現地の人たちが懸命に救助し、その話が
トルコの教科書にも載っているとか。
そういったこともあって、トルコでは親日家が多いらしいですね)
困った人に、身を投げ打って、手を差し伸べられる、人としての
温かさが感じられるいい話だなと思いました。

レンタサイクルで、海風を感じながら走るのは、心地よくて、
楽しかったです。

海産物のおみやげ屋さんで、教えてもらった、
大衆食堂で食べたカツ丼は、実においしかったですv

その昔、近鉄電車提供の「真珠の小箱」という地味な旅行番組が
ありまして。沿線の小さな歴史ある町をそっと紹介するって感じの
ものだったのですが、あれを地で行く感じでしたね。
(ちなみに、この番組のテーマソングは「遠くへ行きたい」だったw)

ってことで、地味旅行〜相差編〜でした。
分量少なめですけど〜鳥羽編〜も、書こうかなと思ってます。




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