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W・アーヴィングの「アルハンブラ物語」という
滞在記を、最近再読しました。
ムーア人(イスラム勢力)が、800年の栄華を誇った
スペインはグラナダの、アルハンブラ宮殿にまつわる
伝説やロマンスがふんだんに紹介されているのですが、
その一つ、愛の巡礼となる王子様が、何か加地っぽいな〜と^^

まだ見ぬ王女に焦がれて、旅立ってしまう、思い込み激しい
情熱とか(笑)
この王子様、いとしい王女様を勝ち取るために、
魔法の武具で馬上試合に臨むのですが、
元々温和な人なので、相手を徹底的にやっつけるなんて、
したくない。でも、武器の方が暴走しちゃうのです。
それを悲しむナイーブさが、またよいのです。
結局、王女様と結ばれる手だてとなったのは、彼の書いた
詩だったしね^^

そんなわけで、見た目は今時のイケメンの加地ですが、
恋愛感覚は、ほとんどこの王子様ばりに、伝説の世界じゃないの〜、
などと改めて思ったことでした。(だから、イタイんだよ、ヤツは・笑)

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