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乙女ゲーとか映画とか書物を愛する半ヲタ主婦。
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何とか机の上に置けるめどが立ちましたので、
ご案内しておきます。

土日金 「彩りの季節〜前編〜」(コピー誌)です。

このお話は、5月に出した「若葉の頃」というコピー誌の
続編となります。
まあ、さくっと言ってしまえば、土浦と金やんの、香穂子さんを
巡っての三角関係の話です。最後まで書ききれずに、前後編に分けるという
姑息な手段に出たというヤツです(汗)

「若葉の頃」の試し読みはこちらからできます。
またこのページに載ってるアンジェリークの在庫本も持って行きます。

今回の「彩りの季節〜前編〜」の試し読みは、↓こちらに載せておきますので、
宜しければどーぞ。

前編があるからには後編があるだろう、というより、ないとイカンぜよ(←土佐弁?)
冬というのもあんまりなんで、もう少し早く出せる機会を作れればと
考えております、はい。

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 香穂子の中で、自分はどれほどの位置を占めているのか。それを掴めない焦りと燃焼しきれない恋情が、土浦の中にずっとくすぶり続けている。
 そんな情況なのに、金澤が帰ってくる。それも恐らく音楽家としてのプライドと、男としての輝きを取り戻して。
 土浦は知っていた。渡米の前のあの時点で、香穂子が金澤に惹かれていたことを。恐らく香穂子本人は意識していなかっただろうが、金澤に向ける視線、そして金澤のために弾くヴァイオリンの音に、自然とそれは現れていた。
 だからこそ土浦は、先手を打って、香穂子に交際を申し込んだのだ。金澤であれ誰であれ、かっさらわれてなるものかという、強い気持ちがそこにはあった。
 それは今でも変わらないし、そうして手に入れたポジションを手放す気は毛頭ない。また、今はまだ確固たるものでないとしても、時間をかけて、香穂子との絆を深めてゆきたかった。

                          (以上、本文より抜粋)
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